いびきは、寝ているときに鼻やのどの気道が狭くなって、空気の流れが乱れて起こる音です。
いびきは自分では気づかないことが多いですが、家族や周りの人に迷惑をかけることもあります。
では、なぜいびきが大きくなるのでしょうか?そして、どうやって治療することができるのでしょうか?今回は、いびきが大きすぎる原因と治療法について解説します。
いびきが大きくなる原因
いびきが大きくなる原因は、主に以下の3つです。
不規則な生活習慣
不規則な生活習慣は、いびきの原因の一つです。夜遅くまで起きていたり、飲酒や喫煙をしたりすると、気道の筋肉が弛緩してしまいます。すると、気道が狭くなって空気の流れが悪くなります。
また、睡眠不足やストレスも気道の筋肉に影響を与えます。不規則な生活習慣を改善することで、いびきを軽減することができます。
口呼吸
口呼吸は、いびきの原因の一つです。口呼吸をすると、鼻から入るはずの空気が口から入ってしまいます。すると、鼻や喉の粘膜が乾燥してしまいます。粘膜が乾燥すると、気道が刺激されて炎症を起こしたり、粘液がたまったりします。
これらも気道を狭めて空気の流れを悪くします。口呼吸を改善するには、鼻呼吸を意識したり、鼻詰まりの原因を治療したりすることが必要です。
肥満
肥満は、いびきの原因の一つです。肥満になると、首や顎周りに脂肪がつきます。すると、気道を圧迫して狭くなります。
また、肥満によって胸や腹部にも脂肪がつくと、呼吸に必要な筋肉の動きが制限されます。これらも空気の流れを悪くします。肥満を改善するには、適度な運動や食事制限などで体重を減らすことが大切です。
いびきの治療法
いびきの治療法としては、自分でいびき対策アイテムを購入し活用する方法や、病院に受診して治療をしてもらう方法があります。
下記では、具体的にどのようなグッズや治療法があるのかご紹介します。
いびき対策アイテム
いびき対策アイテムには、鼻の穴を広げて空気の流れを良くするいびき防止テープや、頭や首の位置を調整して気道を広げるいびき防止まくら、口の中に入れて下あごを前に出すことで気道を広げるいびき防止マウスピースなどがあります。
これらのアイテムは、いびきの原因や症状に合わせて選ぶことが大切です。また、効果がない場合や副作用がある場合は、使用をやめることが必要です。
病院に受診
いびきが大きすぎる場合は、自分でできる対策だけではなく、医師に相談することも必要です。医師は、いびきの原因や程度を診断してくれます。そして、以下のような治療法を提案してくれます。
・薬物療法:気道の粘膜の腫れや粘液の分泌を抑える薬や、気道の筋肉を強化する薬などを処方します。
・手術療法:気道を狭めている鼻中隔や扁桃腺などの組織を切除したり、気道に人工的な穴を開けたりする手術を行います。
・CPAP療法:睡眠中に鼻や口に装着するマスクから、一定の圧力で空気を送り込むことで気道を開ける治療法です。
また、こちらのいびき改善を専門としている病院<https://www.ibiki-med.clinic/>のように最先端のレーザー治療を行っているクリニックもあります。
これらの治療法は、いびきの原因や程度に応じて選択されます。また、効果やリスクも考慮されます。医師の指示に従って治療することが大切です。
まとめ
いびきは、自分だけでなく周りの人にも影響を与える問題です。また、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
いびきが大きすぎる場合は、自分でできる対策だけではなく、医師に相談することが必要です。いびきの原因と治療法を知って、快適な睡眠を取り戻しましょう。